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メタボの典型でしたぁ~! ザンネ~ン!   

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 7月7日七夕である。今朝は晴天。ちょっと肌寒い。

 本日、朝食抜きで、動脈硬化外来検診のため恵み野病院へ行った。8時40分に約束どおり総合窓口で手続きをした。

 思えば、本来この検査は、一昨年の12月3日土曜日に予約していた検査だった。あの日は今日とは違って寒い日だった。なぜか、前夜の悪寒が消えて、病院に行く元気があった。そして、今日と同じように総合窓口で手続きをして、まず腹部のCT(コンピュータ断層撮影)をしてもらった。次に眼底検査を受けた後、待合のベンチに腰掛て、多分今日と同じように血圧脈波検査を待っていた。じわっと気分が悪くなってベンチに横になっていると、「どうぞこちらへ」と検査技師が声をかけてくれた。必死で起き上がってそちらに歩きだして寝台にあと1メ-トルくらいだっただろうか。私は床に崩れ落ちた。それから、検査技師が血圧を測ってみるものの、上60下40等と言い、大変だと騒ぎ始めた。いつの間にか寝台に乗せられて手術室に運ばれたのだろう。電気が明るく光っていた。やさしそうなナースが「大丈夫ですか・・家族呼びますね・・・・・・」という声がかすかに聞こえ、そして医師同士が脈拍がないのどうのといいながら大声で議論していた。そして、目の前に美しい彩色豊かな鯉が天井に泳いでいた。何の苦痛もない穏やかな時間の流れ。随分長い間きれいな景色を見ていたように思うが、やがて酸素マスクをしてあちこち管だらけの自分が信じられなかった。そこが病室であることに気づくのに時間がかかった。

 肝膿瘍という肝臓に膿が溜まる病気だった。ウィルス性ではなく細菌性だったようだが、当日のあの時、敗血症になって極めて致命的で、時間を争う事態だったそうだ。「あの時、動脈硬化検査の予約がなく、あの時間に検査の場所に行っていなかったら」と思うと寒気のする思いである。何とか生かしてもらえたんだ。だから、恵み野病院は命の恩人と感謝している。

  たけしの本当は怖い家庭の医学のキャッチコピー「そのまま方って置くと、大変なことになりますよ」はよく見ていたと思うのだが、実は11月15日、黒田慶樹氏、紀宮清子様御成婚11月16日ブッシュ大統領、ローラ夫人来日、小泉首相と京都会談のニュースの頃から、腹痛があった。まず11月19日の札幌での会社OB会は途中から腹痛がひどくなり欠席した。腹中が痛くなり、一晩苦しんだが直った。これは20歳から過去に何回もやっている尿路結石かと思った。翌日11月20日恵み野病院の泌尿器科を受診。エコーやX線で調べたが症状に一致するような石はなさそうで内科を受けたほうがよいと医師は言う(それは後で正解だったと判る)。私はそんなはずはないと思い、19年前入院した澄川の仁楡会病院に行くと左尿管に石が見つかり、翌11月21日に体外衝撃波破砕術(ESWL)で破砕してもらった。これで解決したと思っていた。

 少し腹痛は残るが施術間もないからだと我慢しながら、その後は予定をこなし、11月26日仁楡会病院に行くと、経過順調。痛みについて様子見ましょうという。翌11月27日夕方6時半から大阪からの友人と飲む約束があって、千歳まで電車で出かけた。電車に乗ってまもなく寒気が体中に走った。手を擦っても温まらないので連結側の席に移りスチームヒーターに足を乗っけた。しかし、物凄いどうにも止まらない震えが襲った。何とか千歳に降り立ったが、もはや飲むどころではない。友人に知らせ、家内に「風呂沸かしておいてくれ」と携帯をかけるはままならなかった。駅前のタクシーに乗り込み、震え声で自宅の道を案内した。「お客さん大丈夫かい!病院へこのまま行った方がええんでないかい!」でも私は暑い風呂に入ってとにかく震えの苦痛から開放されたかった。道中が物凄く長く感じた。

 家の前に到着すると、「ちょっとここで待ってくれ!金持ってよこすから!」。必死で玄関を這い上がり、家内に「タクシーに金払ってと伝える」や否や、衣服を脱ぎ捨て風呂に飛び込んだ。42度の湯温になっているのに一向に震えが止まらないが次第に震えが止まった。風呂から出るとコタツにハマッテ暖めているうちに眠気がして、寝床で眠った。  

 11月28,29,30日はすっかり異様な全身震えは姿を消していた。12月1日仁楡会病院へ行くと尿路結石の治療は終了とのことだった。そこで医師に悪寒の件を話すと、尿路結石やその治療によるものではなさそうで、内科に相談したほうが良いとのことだった。もともと本態性高血圧で治療は受けているのだが、動脈硬化を調べたことがなく、丁度12月3日に恵み野病院でその検査と主治医の診察を受けることになっていた。「片岡先生に相談すれば良い」と思った。

 12月2日の夜、再び猛烈な全身の震えに襲われたが、例の自己流の風呂治療で切り抜けた。12月3日朝はうそのように震えはなく、予定通り検査を受けて、先生に状況を話そうと思った。そして、運命のそのときが来たのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 2005年12月19日に退院した。周りはすっかり雪景色。いつものように慌しい年末を楽しんだ。でもこれで終わったわけではなかった。肝膿瘍の原因は医師からは結局聞くことはできなかった。そのときに入院中の検査で胆石が2つ見つかっていることは教えてもらった。死ぬまで石を持っている人も大勢いるらしく、時期を見て治療しましょうと言われたことを思い出す。

 あれから1年半後、今年2007年5月1日に胆石手術を受けて退院した。4月12日にみぞおちに激痛が走って、恵み野病院に緊急入院。1個の胆石が欠けて胆管へ移動したらしい。内科的治療ERCPと腹腔鏡下胆嚢摘出術だった。担当の医師いわく、「おそらく肝膿瘍は胆石による胆道の炎症と関係があったのかもしれませんね」。

 かくして、晴れて動脈硬化の検査を受けたのだった。

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